はんこ屋さん21 丸の内店 です
(名古屋市中区丸の内・錦・伏見)

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

印鑑登録をするのに「実印」って言葉を
よく聞くけどそもそも「実印」って
なんだろう?

実印とは住民登録をしている市区町村の役所や
役場にご自身の戸籍上の姓名を彫刻した印鑑を
登録申請し、受理された印鑑のことをいいます。

たとえ実印のような形態をしていても登録を
していないものは実印とはいいません。
言い換えれば100円で買ったものでも登録を
してしまえばそれが実印となるのです。

実印は印鑑の中で最も重要な印鑑であり
法律上・社会上の権利・義務の発生を伴います。

実印は唯一性を守るため銀行印、認印など
他の印鑑との併用を避け、認印のように
家族共同で使うことのないようにし、捺印する
場合も慎重に扱うことが大切です。

実印は姓名を彫刻する事とはなっていませんが、
姓と名前の両方を彫刻する方が安全です。

 

 実印ってどんな時に使うの? 

 主に以下の用途に使用します。

■ 公正証書の作成・金銭その他貸借証書・契約書
の作成
■ 不動産取引き
■ 遺産相続
■ 法人の発起人となるとき
■ 官公庁での諸手続き・恩給・供託
■ 自動車や電話の取引き
■ 保険金や補償金の受領

 

印鑑登録の条件は?

■ その市区町村に住民登録していること
■ 外国人の方は外国人登録法による登録を受けて
いること
■ 15歳以上であること

 

登録できる印鑑

■ 大きさが一辺8mmから25mmの正方形に収まる
もので、形に制限はなく、1人1個に限り印鑑の
登録を受ける事ができます。
■ 文字は住民基本台帳または外国人登録原票に
記録されている氏・名・氏と名の一部を
組み合わせたものに限られます。
※『…印』、『…之印』、『…之章』の字句は
登録できます。
※ フルネーム彫刻が望ましいですが、氏または
名のみ彫刻の印鑑の場合は、地方の条例に
よっては登録できない場合があります。 

 

登録できない印鑑

■ ゴム印その他の印鑑で変形しやすいもの
■ 規格外のもの
■ 印影が不鮮明なもの
■ 文字が切れているもの
■ 外枠がないもの
■ ローマ字で作ったもの
■ 極端に図案化した本人の氏名と認め難いもの
■ 生年月日など氏名以外の事項を付記したもの
■ 芸名・ペンネーム・雅号・屋号等を使用したもの


印鑑の登録申請印鑑の登録申請は,住民登録
している市区町村役場へ直接本人が出頭し
印鑑登録申請書に印鑑を添えて役場窓口へ申請
します。
やむを得ない理由により自ら出頭することが
できない時は、理由を証明する委任状を添えて
代理人により申請する事ができます。
委任状については役所にお問い合わせください。

 

持っていくもの 

■実印登録する印鑑
■免許証やパスポートなどの身分証明書
■登録費用(一件につき300円ぐらい)


申請が済むと『印鑑登録証』というカードが
交付されます。これで印鑑の登録完了です。
印鑑登録申請時に身分証明書を所持して
いなかった場合は後日役場が印鑑登録の
申請の事実について文書その他の方法により
申請者本人に照会し、申請者がその回答書を
持参することによって確認できた時点で
印鑑登録証の交付を受けることができます。
照会に対しその付された期限内に回答がない
場合や申請が本人の意思に基づかないもので
あることが明らかになった場合は,印鑑登録の
申請の受理が取り消されます。
外国人の方で、印鑑証明が必要とされる場合は
外国人登録法による外国人登録をしている人は
日本人と同じ方法で印鑑登録ができます。
また、外国には日本の印鑑証明書に相当する
サイン証明書があり、日本で印鑑登録して
いない外国人は、在日外国公館でサイン証明
書を発行してもらい印鑑証明書の代わりと
します。

 

登録手順 

1.住民登録している市区町村役場へ、
1.実印として登録する印鑑を持参し、
1.備え付けの印鑑 登録 申請書に必要事項を
1.記入し実印として登録する印鑑と共に
1.窓口に提出します。

2.申請が済むと実印が登録されます。
2.実印登録が完了すると窓口で
2.「印鑑登録証」というカードが
2.交付されます。このカードさえ持参すれば
2.登録している実印がなくても、各種契約時
2.など必要な時に印鑑証明書を発行して
2.もらう事ができます。

 

印鑑証明 

印鑑証明とは、必要書類に捺印された印鑑
(実印)が間違いなく本人のものであるかを
確かめること、さらに本人が必要書類の
作成者であるかを確かめるもので、
主に不動産の登記事務や公正証書の作成には
印鑑証明が義務づけられており、重要な書類
の作製には印鑑証明書が必ず必要になって
きます。
よって、印鑑証明書が必要なときに印鑑登録
申請によって交付された『印鑑登録証』と
いうカードを市区町村役場へ持参すれば、
印鑑証明書を交付してもらえます。
実印(登録印鑑)は必要ありませんが、発行
費用は一通につき、300円ぐらいでしょう。
印鑑証明書は以下の項目が記載されています。

 ■ 実印の印影
 ■ 登録番号
 ■ 登録年月日
 ■ 氏名
 ■ 出生の年月目
 ■ 男女の別
 ■ 住所

尚、この印鑑証明書に有効期限はありませんが、
契約時などに提出先で「30日以内のもの」等と
求められる事がほとんどです。
間違っても“いつか必要なときのために”と、
前もって準備することがないよう必要なときに
最新のものを用意するようにしましょう。
また印鑑登録証を持参すれば、代理人であっても
委任状なしに印鑑証明書を発行してもらえます。
その場合、登録者の住所・氏名・生年月日・世帯主
氏名が必要となります。したがって印鑑登録証の
カードはそれらがわかるもの(保険証や免許証)
などと一緒に保管しないようにしましょう。

 

市区町村によって登録条件に相違がある
場合がありますので、詳しくは各市区町村へ
直接お尋ね下さい。

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★